子どもの“造形作品”写真展

それは、「作品」とは呼んでもらえないかもしれないけれど

日常生活の中で確かに、

子どもの手が残した軌跡。


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展覧会会期:2022年5/27(金)~6/1(水) 

      *5/30(月)定休

会場:カフェスロー(JR国分寺駅南口から徒歩5分)

主催:親子のおえかきひろば


パンを食べる前に


どのジャムをぬろうかな

どこにチーズをのせようか


何だか 顔にみえてきたから

ソーセージは 耳にみえてきたから


さっさと食べてなんか

いられないよね


朝はみんな

いそがしい



隗(かい)より始めよ


何事

まずは

身近なところから



銀世界


あまりにも無意味で

生産性がなく

ただ散らかしているだけだと思う行為の中に


何か重大な

ヒントがありそうな予感



手のかたち


焼くと

一番人気




基準


そこは描いていい

そこは描いちゃだめ!

ふつう、そこに描く?


のびのび 描いてほしい

それは やりすぎ!

えっ、小さくない?




「おいしそうにならべてね」に対する一解答


美的センス

感性

創造力

巧緻性

非認知能力 等


フル回転かもしれない



集中と没頭


大人の都合がいいときに

大人がやってほしい活動内容で

子どもが集中・没頭するとは限らないものだから


どうしたものか



マスクとクリスマス帽子にトラックがぶつかったときにビー玉が入ってヘルメットの中のぬいぐるみが眠れるようにゆらゆらゆらしたい


やってみるしか

ないと思う



今日は遠足


見えないけれど


おかずがいっぱい

見えてきた



瞬間芸


突如あらわれては

はかなく消えていく


子どもの“作品”は

日々の生活の中に



子どもの興味


なんこかな?


美しく青き線(ライン)


それは

河のように。



世界よ ひろがれ


全部出して

ひろげて

ならべて



瞬時の混乱と困難と葛藤


たまたま見つけた新しい割りばしを

一袋やりきる勢いで

パチンパチンと割りまくる


すぐにやめさせるべき

いや、危なくないなら見守る方がいい

こういうときに、子どもの好奇心は育ちます

単に、もったいないよね

外でもやるような子になったら、どうする?

いい悪いは、しっかり伝えましょう

あははは!おもしろいもの見つけたのね

いいじゃない 今しかないのよ 見ていてあげよう


平気で

叱責と寛容のあいだを行き来する


瞬時の混乱と困難と葛藤


これはブロックあそび


おもちゃは


おもちゃ屋さんに

売っていないときがある


美意識の醸成


知らず知らずのうちに


日々

培われるもの


日常的大惨事のあとに


粉が床に落ちたら

お絵かきの時間の

はじまり、はじまり。


保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領<すべて平成30年施行>から一部抜粋 

「子どもの自己表現は素朴な形で行われることが多いので、保育士等はそのような表現を受容し、子ども自身の表現しようとする意欲を受け止めて、子どもが生活の中で子どもらしい様々な表現を楽しむことができるようにすること。(保育所保育指針)」にあたる部分が、今回の展示の発想を深める機会となったため、展示しました


しぼり出した言葉


何の音でしょうか?

こたえ:電車が出発する音


手の中に。
子どもが道端で見つけて、
「持ってて」と手渡されたものたち。

以上、「子どもの“造形作品”写真展」おわり

ご覧いただきまして、ありがとうございました。